工場見学して干し芋が高くなる理由がわかった

世界ほしいも大会の投稿に関連して、以前、茨城県ひたちなか市にある株式会社幸田商店さんを訪問したことを書いておきたいと思います。
なぜなら、幸田商店さんが地元農家や商工会議所と共同で立ち上げた「ほしいも学校プロジェクト」から、世界ほしいも大会への実施とつながったようです。
また、幸田商店さんは干し芋業界では知る人ぞ知るトップブランドなので、改めて書いておいたほうが良いと思いました。

幸田商店さんですが、国内製造だけではなく、中国での製造も行っており、干し芋の様々な商品を企画・販売されています。

いも類研究会が干し芋がテーマに開催されたとき、干し芋の現状とこれからという内容で講演された際に、工場見学させていただけませんか?と伺ったところ、快く承諾していただき訪問させていただきました。
干し芋は、原料のさつまいもを蒸してスライスして乾燥機に入れるのが基本的な作り方で、多くのメーカーでは乾燥機のみで作っているところが多いと思います。

ただ幸田商店さんは、干し芋は天日にあてて干さないと良い色が出ないので、天候が悪い場合でも必ず天日にあてるように徹底しているなど、トップメーカーとしてしっかりとした品質で作られていました。

天日とはある意味アナログ的なところも感じますが、一方で糖度や温度管理をしっかりと行なっていたり、冷凍保存することで通年出荷可能としていたりと、最先端技術の活用にも余念がない様子でした。

帰りに水戸駅に立ち寄りましたが、幸田商店さんの店舗は人気がありましたね。

干し芋は高い

干し芋は焼き芋に比べると非常に価格が高いです。
これは製造工程が多く、また管理も大変で非常に手間がかかることが大きいですね。人件費を考えると、安くはできないですね。

一方で、安くて美味しい干し芋がもっとできれば市場も広がる気がします。
子供のおやつにはやや高いのでちょっと気軽に買えませんが、添加物や余計な糖分がほとんどない天然のおやつとしては子供にぴったりです。
子供には大きなものは必要ではないので、切れ端を活用して価格をもう少しおさえて、子供用のパッケージにするなど、工夫の余地はありそうです。