農林水産省による「スマート農業技術の開発・実証プロジェクトの委託課題」として参画した事業が採択

さつまいもカンパニー株式会社は、農林水産省が公募を行った「令和2年度スマート農業実証プロジェクト」において、鹿児島きもつき農業協同組合を代表機関とする「鹿児島県さつまいもスマート農業実証コンソーシアム」が提案を行った実証課題「さつまいも生産に対するスマート農業一貫体系の導入による「超省力化・規模拡大」「単収増加・高品質化」の実証」が採択されたことをお知らせいたします。

<農研機構によるスマート農業実証プロジェクト採択結果のお知らせ>
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/naro/134727.html

さつまいもは、大隅半島ではシラス台地の火山灰土壌に適し台風被害等に強い防災作物として薩摩藩政時代より地域の基幹作物として栽培されてきました。しかし、生産者の高齢化や減少、更には基腐病等により、栽培面積・収量共に減少傾向にあり、澱粉、焼酎、菓子製造等の二次産業向け需要を満たせていません。特に澱粉原料用芋は収益性が低いことも生産者数や収量の減少に影響しています。
今回、さつまいも生産に対するスマート農業一貫体系を導入することによる「超省力化・規模拡大」、「単収増加・高品質化」を実証します。

弊社は、今回の実証プロジェクトを通じて、さつまいも生産に対するスマート農業を活用した一貫体系をモデル化し、その普及を推進していくことで、全国のさつまいも栽培の産地や生産者を支援していく予定です。