2016年8月4日
先月お知らせしました通り、弊社が実証機関の一員として関わっておりました、スマート農業実証プロジェクト『さつまいも生産に対するスマート農業一貫体系の導入による「超省力化・規模拡大」と「単収増加・高品質化」の実証』の成果物として、冊子「サツマイモ生産に対するスマート農業一貫体系技術資料(サツマイモスマート農業活用マニュアル)」を作成しました。
印刷した冊子については、JA鹿児島きもつきの組合員、および弊社が参加しております日本いも類研究会の会員の皆様に配布させていただきましたが、今回同一内容のものを公開させていただきます。
サツマイモ生産に対するスマート農業一貫体系技術資料(サツマイモスマート農業活用マニュアル) (PDF形式/約3.4MB)
スマート農業実証プロジェクトでは、ドローン、ロボットトラクタ、AI、IoT等を活用するスマート農業一貫体系を導入し、「超省力化・規模拡大」の経営と、「単収増加・高品質化」のサツマイモ生産を実現することを実証課題としていました。
導入予定だったスマート農業機械・機器は全て揃い、予定していた実証課題が実施できたことで、現場での技術導入とその効果、今後の課題を明らかにすることができたと考えています。
鹿児島県内だけではなく、全国的にもサツマイモ生産に関して課題を抱えた地域があると考えています。また、サツマイモに関するスマート農業技術の普及はあまり進んでいません。
そのような状況に対し、全国のサツマイモ産地でスマート農業活用の手引きとなるように作成しました。今後のスマート農業導入の一助となれば幸いです。
本マニュアルに記載された内容について、ご興味・ご関心がある方は、弊社までお問い合わせください。