第2回ワークショップ 「さつまいもボール」の試食会を開催しました

先々週の日曜日にさつまいもの新しい楽しみ方を考える、さつまいもワークショップの第2回目を開催しました。

今回は弊社が商品化をすすめている「さつまいもボール」の試食を何名かの方にしていただき、評価していただく会にしました。

使用したさつまいもの品種は、紅はるか(黄)、こがね人参(オレンジ)、アヤムラサキ(紫)の3種類です。
中にさつまいも餡(または小豆餡)を入れたものと、なにも入れないものを用意して試食していただきました。

評価はなかなか上々でした。

「さつまいもボール」の目指すもの

「さつまいもボール」は簡単に美味しくいただけるさつまいも料理ですが、これまで日本では見かけることがありませんでした。なぜいままでなかったのか?と聞かれることがあります。

私なりの解釈としては、日本では、生産されるサツマイモの多くが芋自体が甘く、焼き芋やふかし芋といったサツマイモをそのまま調理して食べても美味しいです。そのため、サツマイモを料理の材料として使う必要性はあまりなかったんだと思っています。

一方で、「さつまいもボール」はどちらかというと、芋自体はあまり甘くないが機能性がある品種を美味しく食べるためのものであるため、甘い品種を主体としたこれまでのサツマイモの商品化とは外れているのだと思います。

調理には、美味しいものをより美味しく食べるという方向性もありますが、美味しくないけど見た目/食感を楽しむため、栄養素を取り込むために食べやすくするという方向性もあると考えています。

「さつまいもボール」は、これまで日の当たらなかったさつまいもの品種、また差別化に悩む地域にとって、起爆剤となってもらえるような商品にしていきたいと思っています。

「さつまいもボール」のこれから

「さつまいもボール」という商品、使用するカラフルさつまいもの品種、弊社自体、すべての知名度が低い状況だからこそ、弊社での製品化やマーケティングに取り組みやすいと思っています。

これから材料やレシピの再検討、提供方法やネーミング、パッケージなどなど、いろいろと本格的な検討を進めて参ります。
「さつまいもボール」は仮称です…

予定では来年の3月ごろから販売開始です。乞うご期待ください。